たちかわ・財政を考える会
たちかわ市民財政白書・第2弾
市民からみた 立川市の財政・まちづくり
2018年3月1日発行、A4サイズ、79ページ、頒価500円
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《はじめに》
たちかわ・財政を考える会は、平成24~25年度にかけて行われた「たちわ市民交流大学・市民企画講座」の「我がまち立川市の財政講座(10回)」に参加したメンバーが中心なって「地方財政をを学び」「立川市の財政を考え」「財政白書づくりに挑んでみよう」と平成26年4月に発足しました。
その後、学習会と編集会議をかさねて、平成27年12月に市民手づくりの『市民からみた立川市の財政』(通称「たちかわ市民財政白書」)の第1弾を発行しました。
平成28年度には、この市民財政白書をもとに、財政に関心を持つ市民の輪を広げようとして市民向けの「たちかわ・財政学習会」を9回、市内の各グループ向けの「お出かけ学習会」を4回開催しました。そして、この学習会の内容などを反映して、平成29年3月に「たちかわ市民財政白書」に関する知識・情報を深めるために「追補版」として「自治・政策・財政 市民ハンドブック」と「資料集」を発行しました。
平成29年度には、このハンドブックと資料集を活用しながら、8回の「財政学習会」、3回の「お出かけ学習会」を実施しつつ、平成29年7月に「追加版」として「政策実現の「条例」はどのように制定されるか」を発行しました。
これらの活動状況を反映して、この度、第2弾の「たちかわ市民財政白書」として本書を発行することになりました。
当会では次なる活動として、立川の地からまちづくりに結びつくような、市民の手による『たちかわ・市民財政塾』を開講する予定です。この財政塾では、「市民財政白書」、「ハンドブック」および「資料集」を活用し、政治・行政のあり方も視野に入れながら税金や社会保険料の使い道・使い方を中心にして関連する分野もふくめて、市民の皆さんと一緒になって主権者・納税者の立場から共に学び・考え・発信していきたいと考えております。
なお、「たちかわ・財政学習会」に一市民として参加されてきた「瀬戸昌之・東京農工大名誉教授(日本環境学会会長)」から喫緊の「ごみ問題」に関して特別寄稿をしていただきました。
《目次》
はじめに
第1部 総説
第1章 立川市のまちの姿
1. 最近のうごき
2. データで見る立川市
3. 目指すまちづくり
第2章 経費のかけ方(歳出の状況)
1. 立川市の歳出規模
2. 立川市の歳出内容と課題
第3章 財源のかたち(歳入の状況)
1. 会計別の歳入金額
2. 財源の構成
3. 市税収入
4. 類似団体との比較
5. 特別会計の財源
6. 財源確保に向けての提案
第4章 財政運営の実績
1. 主な財政指標から
2. 企業会計方式から
第2部 施策と財政
第1章 立川市の子育ち・子育て支援
1. 子ども・子育て新制度
2. 子育ち・子育てしやすいまちに
第2章 障がい者差別解消の取り組み
1. 立川市を中心にした障がい者関連の状況
2. 障がい者差別の対応策動向
3. 条例施行後の課題
第3章 持続可能か?介護保険制度
1. 介護保険制度の仕組み
2. 増大する保険給付費
3. 増加する高齢者・要介護者
4. 保険給付費の財源
5. 制度改正と今後の課題
第4章 立川市の防災体制
1. 首都圏の広域防災拠点としての立川市の責務と財政を含む協働
2. 立川市の役割・対応策
3. 首都圏の広域防災拠点としての課題と提案
第5章 見直しを迫られる立川市民バス
1. はじめに
2. くるりんバス導入と再編
3. 課題と今後の方向性
第6章 公共施設の老朽化対策
1. 立川市の公共施設(建築)に関する計画・施策の流れ
2. 公共施設の現状と問題点
3. 公共施設のあり方方針
4. 公共施設再編計画
5. 「再編個別計画」以降の実施プロセスにおける仕組みについての提案
第7章 政務活動費と議員報酬
1. 問題点
2. 政務活動費とは
3. 政務活動費のあり方
4. 議員報酬
〔特別寄稿〕循環社会へのごみ処理法
1. 日本のごみ事情
2. 「燃やして、埋める」ごみの何が問題か
3. ごみ処分コストのウソ・ホント
4. ERP(拡大生産者責任)こそごみ問題解消のカギ
第3部 インタビュー・私のひとこと・活動の記録
1. インタビュー
2. 私のひとこと
3. 活動の記録
おわりに
2017年度 真如苑「市民活動公募助成・Shinjoプロジェクト」助成事業
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